保育園の見学は必要?ポイントはどこ?聞くことは?見ておくことは?

子育て
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今は保育園に子どもを入れるのが大変な時代ですよね。

保育園に入れればどこでもいいから見学なんて必要ないって思っていませんか?
それとも妊娠中や赤ちゃんが小さい時期に出歩くのが大変で、見学行かなくていいかもって思ってますか?

気持ちはわかります。
でも、保育園の見学は必要ですよ。

後悔しない保育園の選び方のポイントや何を聞けばいいのか、何を見ればいいのかも一緒に見ていきましょう。

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保育園の見学って必要なの?

特に激戦区と言われる地域にお住いのママだと、保育園の見学にいってもどうせ入れないんじゃない?なんて思っていませんか。

他にも、入れたらどこでもいいから見学なんて時間の無駄よ、って思っている方もいるかもしれません。

でも、保育園の見学は必ず行ったほうがいいですよ。
その理由は、大事なお子さんを長ければ6年間預けることになるから、です。

安心して子どもが過ごせるところを選ぶのは親の責任ですよね。
私も見学する前に思っていたより、保育園によって違いがあって驚きました。

いくらいい園と言われているところでも、園とママやパパと方針が違うとギクシャクしてしまいますよね。
それに相性ってとても大切です。
細かい確認ポイントもありますが、ここがいいって思うか、なんかしっくりこないって思うかは実際に見学に行って、そこの園の先生や事務の方と話さないとわからないですよ。

今は保育園に入れることが一大事ではありますが、実際保育園に通い出して、こんなはずじゃなかったって思うことのないように、保育園の見学は必要です。

あとは、入園申し込みには希望順位を書きますよね。
なので、優先順位をつけるためにも、保育園を見学するのは大切なことです。

しっかりママやパパの視点で見て、ここなら安心して預けられると思えるところを探しましょう。

私も見学前は入れるところに入れたらいいや、くらいの気持ちでしたが、見学に行ってここはやめようっていう園もありました。

もちろん、どっちがいいか迷って結局近いからという理由で優先順位を高くした園もあります。

なにはともあれ、子どもを安心して預けられるということが、ママが仕事に集中できるために必要なことでもあります。
お子さんのため、ママ自身のために、自分の目で見て、保育園を選びましょう。

保育園の見学に行くときのポイントは?何を見てくればいい?

保育園に見学に行くとなって、疑問に思うのは何を見ればいいの?ってことですよね。

どこが保育園を選ぶポイントになるのか、はじめはわからないことだらけですよね。
私も保育園見学に行く前にいろいろ見ましたが、よくわからないなと思っていました。

でも、トータルで10件以上の保育園を見学して私なりに、ここは重要だって気が付いたことがあります。
私が大切だと思ったこと、逆に重要視しなかったポイントをお伝えしていくので参考にしてみてください。

見学の時の大切なポイント

  1. 先生や職員が挨拶してくれるかどうか
  2. 保育園の見学に行くと、各教室を見せてもらえることがほとんどです。

    そうやって保育園の中を歩いていれば、必ず先生や子どもたちに会いますよね。
    それ以外にも、事務の方などにすれ違うことがあります。

    その時に、「こんにちは」って挨拶してくれるかどうかはチェックしました。

    というか、挨拶をしない先生がいるということに衝撃を受けました
    もちろん、保育の真っ最中で、例えばピアノを弾いているときにも挨拶してよ、なんて思いません。

    ただ、教室に入ったときに、こんにちは、とこちらが挨拶しても目をそらすような態度だったり、廊下ですれ違ったときにも素通りってどうなんだって感じました。

    そして、挨拶してくれない先生がいる保育園は、そんな先生が一人だけではないです。
    ほとんどの先生が同じような態度でした。

    逆に、気持ちよく挨拶してくれる先生のいる保育園は、皆さん笑顔で挨拶してくれました。
    挨拶できない状況でも、会釈をしてくれたり、ちゃんと対応をしてくれました。

    やっぱり、保育園全体の雰囲気は同調していくのでしょうし、園長先生の指導なのかもしれません。
    どちらにせよ、気持ちよく挨拶してくる保育園を選ぶことになりました。

    それに、気持ちよく挨拶してくれる先生がいる保育園は、年長さんのクラスに行くと、子どもたちのほうから「こんにちは」と声をかけてくれることもありました。
    やっぱり、子どもは大人を見ていますよね

    先生が挨拶しているのを見ているから、お母さんたちが来たら挨拶しよう、って思えるんですよね。

    これは、私は譲れないポイントです。
    挨拶は人間関係を築くうえでの基本だと思ってます。
    なので、挨拶してくれるのが大切、というより、挨拶してくれないところはなし、という意味での最重要事項です。

  3. 保育士さん、園長先生の雰囲気
  4. 実際に見ないとわからないのが、この先生の雰囲気ですよね。

    案内をしてくれる方が、園長先生の時もあれば、先生や事務の方のこともありました。
    その人の雰囲気もありますし、教室での子どもとかかわっている先生の様子も含めて全体を見てみましょう。

    もうちょっと具体的に言えば、活発な感じなのか、ゆったりした感じなのかといったことです。

    雰囲気なので説明はしづらいですが、私は第一印象というか、空気が合うか合わないかみたいなことを判断基準にしました。
    相性といったほうがわかりやすいでしょうか。

    いくら施設がきれいとか理念があってる、といっても、ここの部分が合わないと何年間も子どもを通わせるのに苦労してしまいますよね。

    あと、先生が楽しそうにしているかどうかも大切ですよね。

    心から楽しんでやっているか、内心イライラしてるかは見ているとわかりますよね。
    イライラしてないまでも、子どもとちゃんと向き合えているかどうかは確認しましょう。

    先生同士のコミュニケーションが取れているのかも要チェックです。

    どこの会社でも人間関係が悪ければ、周りに影響が出てきます。
    そして、子どもはそういうことにとても敏感ですからね。

    ピリピリした雰囲気なく、心から楽しめる環境がいいですよね。

    なにより、子どものことを好きなのか、ということが大切ですね。
    子どもたちとどう向き合っているのか、ほめるのも大切だし、叱るのも大切です。

    それを実際に見ることで確認しましょう。

  5. 子どもの様子
  6. 見学に行くと、大人はよそ行きになることもあるかもしれませんが、子どもは素直です。

    いつも通りに遊んでいますよね。
    子どもが楽しそうに、イキイキと遊んでいることも、とっても大切なポイントです。

    これは、どこでも子どもは楽しそうではあったのですが、子どもがどうやって先生と関わっているかという点も見ていました。

    ある園では、園長先生が案内してくれたんですが、どこの教室に入っても、園長先生が来たってわかると子どもたちがワイワイ寄ってきました。
    そして、園長先生にちょっかいを出したり、話しかけたり、とにかく園長先生が大好きなんだなということがよくわかりました。

    そうなるためには、きっと普段から子どもたちと関わりあっているんだろうな、ってわかりますよね。

    どんなに素晴らしい教育理念をうたっているところでも、それが実践できているかどうかが必要ですよね。

    それは、子どもの様子で確認できると思います。

    それぞれの保育園の、こんな子供に育てるという理念と、実際の子どもたちの様子を見くらべてみてください
    あと、自分の子どもが大きくなったらこんな風になるんだな、と思いながら、どこの園に合いそうか見ていってください。

  7. 清潔さが保たれているか
  8. 今までとはちょっと違う視点ではありますが、ここを確認することできちっと管理ができているのか確認できます。

    また、清潔さが保てないほど、先生が忙しすぎるのかも、と気づけますよね。

    ある園では、給食の準備中だったのですが、誰かがこぼしてしまったご飯を、子どもたちが踏んで歩いているので、教室がベタベタになっていました。

    もちろん、子どもたちがこぼすことはよくあることでしょうが、すぐに片づけさえすれば、被害は少なくて済むのじゃないのと感じました。
    他の場所でも床が汚くなっているところがちらほらあったので、片付けまでに時間がかかっているんだと思いました。

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    先生の人出が足りないのが原因かと感じましたね。

    また、別の保育園ですが、外遊びをしたら必ずシャワーを浴びてますよ、と説明を受けたんですね。

    そのあと、見学の中でもシャワー室を見せてもらえなかったので、こちらから確認するとなんとか見せてはもらえました。
    「今は荷物を置いちゃってて」と言われたのですが、見学に来るからささっとしまったというレベルでなく、荷物がぎっしり詰まれていました。
    その時に、シャワーは使ってないなと思いました。

    なぜそんな嘘をつくのかはわからなかったですが、信用ならないので、もちろん希望することはありません。

    以上のように、特にトイレやシャワーなど普段から汚れやすい部分をチェックするのがおすすめです。
    トイレなんかは、トイトレ中の子どもたちだとおもらししてしまうこともあるでしょうが、きれいなところは臭いもしません。

    なので、施設の古さでなく、掃除が行き届いているかを見ることで、どれだけ先生たちが手をかけているかがわかります。

以上が、私の保育園選びの最重要事項です。

私の基準は、抽象的な話が多いですが、子どもを育てるって理論だけではないですからね。

子どもは人と触れ合って育っていきますよね。
その人、つまり先生がどうやって子どもに接してくれるかっていうのがとても大切ですよね。

先生が子どものことを好きでいてくれて、子どもが先生のことが好きという関係ができれば問題なしですね。

そんな関係が築ける保育園を選びましょう。

そこまで気にしなくてもよかったポイント

ここもチェックしたほうがいいけど、私はそこまで重要視しなかったよというところをあげてみます。

  • 園庭があるかどうか
  • もちろん園庭があったほうがいいとは思います。
    ただ、保育園ではお散歩に外に出かけることがとても多いですよね。

    実際に保育園に通い出してからも、園庭で遊んでいることよりお散歩に行っている回数のほうがはるかに多いです。
    なので、園庭がないからと言って、子どもが遊べないわけではありません。

    そこまで心配することではない、というのが私の意見です。

  • 保育園の理念、方針
  • それぞれ違いはありますが、そんなにおかしなことはどこも書いてなかったです。

    どんなに立派な理念や方針があろうと、それを実践するのは先生たちです。
    なので先生の様子を見るほうが大切だと思ってます。

    それに、多少保育園と家での方針が違ったところで、子どものことを好きでいてくれて、指導をしてくれるのなら、それはそれでいいと思っています。
    「たくさん遊んで、たくさん食べて、ゆっくり眠る」このような、基本的な生活ができれば、あとは保育園の中のことは保育園の方針で指導をしてもらえば私としてはOKです。

  • 手作りの給食、おやつがでるか
  • 手作りにこしたことはありません。

    認可保育園でも、おやつは市販のものを使うところもありました。
    保育園で手作りでなくても、子どもの栄養バランスを考えて安全な食事を出してくれるなら、そこまでこだわるところではなかったです。

  • 入園準備で手作りのものがあるかどうか
  • 私はお裁縫が苦手です。ミシンも持っていません。

    なので、できる限り入園準備に手作りでバックを作るのは嫌だと思っていました。
    でも、こんな親のひと手間をかけたくないという理由だけで、保育園を選ぶのはよくないと心を改めました。

    転園などで、仕事をしながらの入園準備だと時間がなくて大変だと思いますが、私は育休中でした。
    なので、何とかなるだろうと思ってました。

    実際決まった保育園が、おそろいのバックやお着換え袋などが必要だったので、準備は確かに大変ではありました。
    でも、子どもが「これ私の」って言ってくれる今では、ちゃんと作ってよかったなと思います。

    もし時間がなくても、お金さえ払えばこちらの指定通りに作ってくれるサービスもいろいろあるので、ここだけで保育園を選ぶのはもったいないですよ。

保育園の見学に行くときに聞いておくといいことってある?

担当の方が初めから話してくれることもあるとは思いますが、確認事項をあげていきます。

  • 保育時間
  • 勤務時間と通勤時間を考えて、何時までにお迎えに行けるか事前に確認しておいてください。
    保育園によって最終時間が1時間くらい違います。

  • 延長保育対応、実際の人数
  • 延長保育を申し込むのはいつまでか、急に当日に延長保育を申し込んでいいのかも確認しましょう。

    あとは、実際に延長保育を何人くらいの子が利用しているかも聞いておくといいですよ。
    うちの子だけ一人で最後まで残っている、となるとちょっとかわいそうになりますからね。

    そして、認可保育園でも延長保育の料金は、各保育園によって違いました。(私の住んでる地域だけかもしれませんが)

    確認してくださいね。

  • 土曜保育
  • いつまでに希望を出せばいいのか確認しましょう。

    うちの子が通っている保育園は、土曜保育の時は給食のアレルギー対応が平日よりできないと言われました。
    土曜日はアレルギーのある子はお弁当にしてもらうこともあります、とも言われました。

    こんなこともあるようなので、土曜保育利用の可能性がある方は、土曜保育の時と平日と対応に違いがあるかどうかも要チェックです。

  • 呼び出し基準、休み基準
  • 保育園によって、呼び出しの基準は少しずつ違います。

    37.5℃を超えたらというところもあれば、38℃を超えたら電話するというところもありました。

    他にも、37℃台だったら、とりあえず電話はしますが、お迎えに来てくださいとは言いません。
    その後38℃まで上がったら、もう一度電話するので、その時はお迎えに来てくださいね、と説明された園もありました。

    実際に保育園に通い出して、ママを悩ませるのが保育園からのお迎えコールです。⇒保育園からの呼び出し基準は決まってるの?頻度や対応はどうしてる?

    なので、ここは最初から確認しておいてください。

  • 薬は飲ませてくれる?
  • 薬についても保育園によってルールが違います。

    大体は市販薬は不可能、病院の処方薬のみなら1回分ずつ預かります、というところが多かったです。
    ただ、認証保育園などではそれぞれ対応が違ったので、確認しましょう。

    定期的に飲むことが必要な薬があるような方は必ず聞いといてくださいね。

  • アレルギー対応
  • アレルギーがある子が増えてきていますよね、うちも卵と牛乳とナッツ類のアレルギー持ちです。

    なので、給食やおやつでどういう対応なのかは、きちんと確認しましょう。
    園によって、多少食べられる子でも、完全除去にします、というところもあれば、保育園のルールに沿ってというところもありました。

    うちの子が通っている保育園では、卵だったら完全除去⇒パンなど混ざっている程度はOK⇒加熱はOK⇒半熟OKのような形の対応をしてくれています。

    もちろん、医師の診断書が必要になると思うので、必要な書類等もあらかじめ確認し、準備していきましょう。

  • 行事の予定、親の参加は必要か
  • 年間行事予定などは、パンフレットに書かれているとは思いますが、さらに、どの行事に親のかかわりが必要なのか確認しましょう。

    親子遠足、運動会などは親の参加が定番ですが、他にも保育園によってお祭りがあったりします。
    あとは、委員会のような組織をどのように運営しているのかも確認しといたほうがいいですね。

    他にも、親が作品を作ったり、子どものために出し物をしたりする保育園もあるようなので、聞いてなかった、とならないよう確認をお忘れなく。

  • セキュリティー対策
  • こちらは、施設の中の安全性という面では、0歳や1歳の子の部屋の扉の鍵はどうなっているかや、危険がないかは見ておきましょう。

    あとは、保育園に入るときに、どういうチェックがあるかですね。
    インターホンで確認してから鍵を開けるというパターンが多いとは思いますが、送迎のピークの時間帯はどうしているのかなど、気になることがあれば説明を受けましょう。

  • 日常会話をしてみる
  • 質問事項とはちょっと違いますが、型にはまった質問ではなく、「お子さんたち元気いっぱいですね」や「伝統行事とかあるんですか?」と聞いてみてください。

    先生の反応というか会話を通して、よりその保育園の雰囲気や大事にしていることが見えてくると思います。
    熱意をもって説明してくれる方もいますし、ざざーと事務的に説明しておしまいということもあります。

    それも含めて、どうあなたが感じるかを大切にするといいですよ。

まとめ

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私が保育園見学の中で気が付いたことをいろいろあげてみました。
保育園によって、本当にいろんな特色があるので、しっかり見学に行って確かめてくださいね。
あなた自身の見極めポイント、こだわりポイントを探して、お子さんにベストな保育園を選んでいきましょう。

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