旅行や里帰りで、初めて子どもと飛行機乗るときって、不安ですよね。
子どもが泣いたらどうしよう、周りに迷惑をかけたらどうしよう、飛行機なんてやっぱり無理かも、なんて思っていませんか。
でも、大丈夫です。
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、子どもも大人も、周りの方も快適に飛行機の旅に行けますよ。
0歳、1歳、2歳の子どもと飛行機に乗ってきた経験から、その注意点とコツをお教えします。
子連れ飛行機での座席の決め方
最近のチケットは、最初から席が決まっておらず、チェックインの時に決まることが多いです。
なので、ぎりぎりではなく、早めに空港について席を抑えてしまうのがポイントです。
ぎりぎりに行くと、家族みんなが並んで座れないばかりか、3列や4列の真ん中になってしまうこともありますからね。
まず、席については、絶対に通路側を確保してください。
シートベルト着用サインが消えてるときなら、子供がぐずったり飽きたりしたときにすぐに通路を歩いたり、立ってあやしたりできるので、通路側が必須です。
外の景色が見られる窓側が良いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、席の必要のないくらいの小さい子なら、すぐに飽きてしまうと思います。
離陸、着陸時は町並みが見れますが、そのあとはずーっと、空と海ですからね。
あまり景色が動いている感じもしませんし、電車や車で窓の外を見てるのとは、ちょっと違うんですよね。
これは去年飛行機に乗った時に見たことなんですが、3列シートの真ん中の席にに赤ちゃんを抱っこしたママがいたんです。
ちらっとみただけでも、小さそうな赤ちゃんでしたし、周りに連れの家族もいなさそうでした。
大丈夫かなと心配してみていましたが、案の定途中で赤ちゃんが泣きだしても、左右に知らない人に挟まれて立ちあがれもせず、座りながら赤ちゃんをあやしていました。
ママもどうしようと焦っていたと思いますが、その焦りも赤ちゃんに伝わるのか、赤ちゃんも泣きやまず、しばらく泣き続けていました。
そんなとき、通路側だったら、あやす方法の幅もひろがりますからね、必ず通路側の席をGETしてくださいね。
理想は窓側から通路側まで1列をとれればそれがよさそうですが、窓側が3列になっていることが多いので、パパとママの2席だけだと、小さめの飛行機じゃないと窓側はとれないですもんね。
そして、飛行機の前方はビジネス利用の方も多くいるので、なるべく後方の席の方がいいですね。
子供が騒いだり泣いたりしたときも、多少は迷惑の幅が小さそうです。
後方の中でも、スクリーンの前がお勧めです。
こちらは、離着陸時に手荷物を置いておくことは出来ませんが、足元が少し広いので、子供がぺたっと座って遊ぶことが出来たり、
気分転換に歩いたりするのにもしやすいです。
そして、足元が広いだけでパパやママの快適性もぐんとアップします。
離着陸時にかかわらず、席にいるときに子どもを抱っこしていると前の席が近すぎて狭いんですよね。
それに、子どもが前の座席を蹴っ飛ばしたり、たたいて、前の方に迷惑をかけるリスクもなくなります。
左は列の間の席、右はスクリーン前の写真です。これだけでも前のスペースがずいぶん違うのがわかっていただけると思います。
もっと小さい赤ちゃんだったら、バシネットを取り付けることもできるので、希望される方は早めに予約をしてくださいね。
飛行機の中で泣かせないポイント
飛行機に子連れで乗るときの心配事のナンバーワンは、泣くことですよね。
あの逃げ場のない飛行機の中で泣き出しちゃったら、迷惑がかかっちゃう、どうしようって悩みますよね。
ではでは、それを解決していきましょう。
まず、飛行機の時間は、お昼寝をする子なら、その時間に合わせるのが一番いいですよね。
いつものお昼寝時間帯の飛行機を予約することがまず第一のポイントです。
時間になれば必ず寝る子なら心配ないかもしれませんが、慣れない環境だと眠たくても寝れなくて余計に泣いてしまうなんてことになっちゃうかもしれません。
そうならないためには、空港に早めについて子供を思いっきり遊ばせてあげましょう。
これがポイント2です。
空港にはキッズスペースが用意されていることがほとんどです。
私が利用した羽田空港、成田空港、那覇空港ともキッズスペースがありました。
席の確定のために早めに空港に着いたら、あとはめいっぱい子どもと遊んで体力を使わせちゃいましょう。
注意点としては、キッズスペースにはハイハイのあかちゃんから小学生くらいのお子さんまで来ることがあります。
そんなに広いスペースではないので、大きいお子さんが走り回る様だったら、お子さんにぶつからないように親御さんも近くにいくか一旦そこから離れて、落ち着いた頃にまた遊ぶのもいいですね。
とにかく、子供をたくさん遊ばせて、体力を使わせることですね。
そして、抱っこで寝る子なら飛行機に乗る前に寝かしつける、授乳しているのなら、飛行機に乗ってから耳抜きをしながら授乳して寝かしつけるのがいいですよ。
我が家はまだ授乳中なので、授乳ケープは必須の持ち物です。席に着いて荷物を棚に上げたら、まずはケープを首からかけときます。
上の飛行機内の写真でも、肩にかけているのがわかっていただけますよね。
そして、授乳をするときのポイントは、授乳を開始するタイミングですね。
飛行機が動き出すと、もう飛び立つのかなと思うかもしれませんが、空港の中をかなり移動する時間があります。
ゆっくり飛行機が動き出して、しばらくぐるぐる移動してから止まって、そこから加速して離陸するってパターンが多いですね。
動き出してから飛び立つまで何十分か、かかることもありますからね。
なので、授乳を開始するのは飛行機が加速してからで十分です。
赤ちゃんが泣きだしていたら早めにあげてももちろんいいですが、ママの都合であげられるのなら、飛行機が飛び立つときに挙げるのがいいですよ。
そしてそのままお昼寝、というが私の必勝パターンです。
疲れているところに授乳ときたら寝ますからね。そうすれば、快適に飛行機に乗れますよ。
旅行雑誌を読んで気分をあげたり、音楽を聴いて過ごしてます。
飛行機に持っていくもの
飛行機に乗るときに荷物はなるべく減らしたいですが、子どもが楽しく過ごせるように、これだけは持っていきましょう。
おむつなど、普段から持っていくものは除いてあります。
・飲み物、おやつ
飛行機の中は乾燥しているので喉が渇きやすいです。
飲みなれている飲み物やおやつは水分補給にもなりますし、ぐずった時の気分転換にももってこいですよね。
うちは、普段はおやつは決まった時間にしかあげていませんが、飛行機の中など泣かれたら困るなというときは必ず持っていき、特別だよと言いながらちょっとずつあげてます。
また、授乳をしていないお子さんには、水分を取らせて耳抜きすることもできます。離陸時に飲ませると安心ですよ。
・授乳ケープ
これは必需品です。上記した、寝かしつけに使うだけでなく、耳抜きや泣き止ませるときにも授乳が一番です。
飛行機が離着陸するときに耳が痛くなることってありますよね。
大人だったら唾を飲んだり、飴をなめたりして対処しますが、子供はなかなかできません。
なので、一番楽なのが授乳です。
他にも、泣いたときの一番の対処法は授乳です。これで泣き止まないことなんてないですよね?
なので、他の何を忘れても、これだけはお忘れのないようにしてくださいね。
・おもちゃ(お気に入りのもの、新しいもの)
子供が起きた時に機嫌よく遊べるおもちゃも忘れないでくださいね。基本は音が出ないおもちゃがいいですね。
私が良く持って行ってたものはコンパクトな絵本や100円ショップで買ったお絵かきボード(磁石で書くタイプの物)、少し大きくなったらシールブックなんかも良かったですよ。
もう一点、見たことのない新しいおもちゃもお勧めです。子供って目新しいものが好きっていうのもありますよね。
お子さんのお気に入りのキャラクターなど、これは絶対に食いつくぞってものを選んでみてくださいね。
あと、うちの子どもが夢中になって遊んでたのは、お財布です。
さすがに普段使っているものは渡せないので、古いものや使っていないお財布やカードケースに、期限が切れたりポイントカードや、使っていないカード類をいれて渡したら、
夢中になってカードを出したりしまったりしていました。
おもちゃでないもので、お子さんが普段興味を持っているものを見つけて持っていくと、静かに遊んでくれますよ。
まとめ
赤ちゃんと飛行機に初めて乗る時って、考えるだけで心配ですよね。
でも、しっかり準備すれば赤ちゃんが泣くのも最低限に抑えられるので、事前の準備を怠りなく。
それでも、赤ちゃんは泣くことだってあります。それが仕事なので仕方ありません。
そんな時に、ママやパパが焦って、泣き止め泣き止めと一生懸命になってしまうと、その緊張感が赤ちゃんにも伝わって、余計に大泣きしちゃうなんてこともあります。
なので、出来る限りの対処はするけど、泣いちゃったら周りの人にごめんなさいと謝って、あやすしかなしです。
席に着いたときに、周りの方にごあいさつしておくのが一番大切な事かもしれません。
では、赤ちゃんと一緒に良い旅を~
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