暖かくなってきたし、そろそろ公園に遊びに行きたくなる季節ですね。
公園デビューを考えているママもいらっしゃると思います。
でも、公園の砂場って汚くて危険だって話聞いたことありませんか。
私たちは公園の砂場でたくさん遊んだ思い出があるけど、今はそんなに問題になっているの?ってびっくりしますよね。
なので、今何が問題になっていて、本当に汚いのか、病気の危険性があるのか、心配なことを見ていきましょう。
公園の砂場って何が問題なの?汚いって本当?
結論から言えば、砂場はやっぱり汚いです。
対策をとっている公園もありますが、常に砂場がきれいというのはなかなか難しいことなんです。
ます、砂場が汚れる大きな原因の一つが野良猫です。
猫は、砂などの柔らかいところでおしっこするのは習性なので、ネットなどの対策をとってもなかなかすべてを防ぎきるのは困難です。
ネットはあっても、開けられたままになっているところもよく見かけます。
また、こちらはマナーの問題でもありますが、砂場にタバコや空き缶などのごみをポイ捨てする人が多いこと!!
これは子どもが遊ぶ砂場で許しがたいですが、そんな大人が多いんですよね、残念です。
ただ、ここでじゃあ砂場で遊ぶのはやめようと思うのはもったいないです。
砂場で遊ぶことでのメリットをご存知ですか?
いっぱいあるんですよ。
- 五感を鍛えることができる
- 想像力を鍛えることができる
- 免疫力をつけることができる
- 他の子と遊ぶことができる
子どもは五感を使って遊びますよね。砂のサラサラした感触や、水にぬらすとドロドロになる感触など、一つ一つが子どもの成長を促します。
お山を作ろう、川を作ろうといったこともできますし、おにぎり作ったよ、はいどうぞ、と遊ぶこともできますよね。
子どもらしい想像力をどんどん使ってもらいましょう。
砂場が汚いということに裏返しに、そこで遊んでいると免疫ついていきます。
小さいうちに動物園に行くといいとか、ペットを飼うとアレルギーになりにくいなんて話聞いたことありませんか。
これも同じ理論で、弱い菌に触れておくというは丈夫に育っていくうえで必要なことですよ。
砂場で遊んでいると、他の子と一緒になることが多いです。
なので、最初はおもちゃの取り合いのケンカになることもありますが、それもコミュニケーションの最初の一歩ですよね。
成長してくれば、お互いに貸し借りできたり、協力して作品を作ったりできます。
また、異年齢の子と触れ合うこともできます。
お兄ちゃんお姉ちゃんの遊び方を見て真似しようとしたり、自分より小さい子に物を貸してあげるなんていうやさしさも見られるかもしれませんよ。
砂場が汚いと敬遠しているだけではもったいないですよ。
公園の砂場で遊ぶと病気にかかっちゃうの?
では、公園の砂場が汚いと、病気にまでかかってしまうことがあるのでしょうか?
砂場の中に菌がたくさんいるというのはわかっていただけたと思います。
なので、砂のついている手をなめてしまったり、砂場で転んで口の中に砂が入ってしまったりすると、当然菌が体の中に入ってしまいます。
実際に病気になってしまうという例もあるようなので、あげてみます。
- 病原性大腸菌に感染し、下痢などの症状
- 寄生虫の卵を食べてしまい、発熱などの症状
- 砂かぶれ
- 白癬菌
こういわれると、やっぱり砂場は危険だからやめておこう、となってしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください。
菌が体の中に入るということが、即病気になるかというと、そうではありません。
先ほどもお伝えしましたが、弱い菌に触れることで、子どもの免疫力がついていくわけですし、砂場だけでなく家の中にも菌はたくさんいます。
公園の砂場で遊ぶリスクはもちろんあるのですが、それでも他の遊びにも同様にリスクはつきものですよね。
公園デビュー前の小さいお子さんだと、普段はいつもママが衛生管理されているので、余計気になってしまうのはわかります。
でも、すぐに外出先の手すりをなめたり、外に落ちているものを拾って食べたり、ゴミ箱の中のものを取り出したりとギョっとすることがたくさん出てきます。
なので、砂場は汚いと過敏に反応することはない、というのが私の意見です。
お子さんから目を離さずに、砂が口に入るのをできる限り防ぐことで、対策することができますよ。
私たちだって、覚えてないですが汚い砂をなめて育ったはずですよ。
それでも今元気に暮らしているんですからね。
あ、それでも、遊んだあとの手洗いはお忘れなく!
公園の砂場がちゃんと衛生管理されているかどうやって確認する?
砂場で遊ぶとなっても、できるだけきれいな砂場で遊びたいと思うのは当然です。
どうやったらきれいな砂場か確認できるでしょうか。
- 砂を入れ替えているか
- 猫除けシートがあるか
- 抗菌砂を使っているか
こういったところをチェックしてみましょう。
公園を管理している自治体のホームページを確認したり、場合によっては問い合わせをしてみましょう。
また、中高生がたむろしていたり、夜中に人が集まっているような公園だと、上記したゴミの問題も出てきます。
普段から公園を見て、砂場で遊んでいる子供が多ければ、それだけ近所のママたちが安心して遊ばせているとわかりますよね。
公園デビュー前から、公園めぐりをするのもいいですね。
それでも、砂場遊びはさせたいけど、どうしても汚いのが気になるという方へ、室内で遊べる砂場もあるということを最後にご紹介しておきます。
うちは公園の砂場でも遊ばせますが、何せ砂場のある公園が近くにないんですよね。
なので、いろいろ調べてみて室内用の砂を買ってみたんです。
室内でなんて、家の中が砂だらけになりそうで嫌になりますが、実際触ってみるとその感触に驚きますよ。
ふわふわしているけど、ぎゅっと圧をかけると固まるんです。
子どもも喜ぶんですが、最初は大人もびっくりしてはまっちゃうかもしれません。
なので、遊ぶときは型抜きでとっても遊びやすいですよ。
2歳の子でも、キャラクターの顔もはっきり見えるので、得意顔です。
なので、ビニールシートの上で遊ばせて、終わったら落ちてる砂をギュっと上から押すと簡単にまとまるのですぐに片付けも終わります。
我が家では、それでも家の中でというのは・・・なので、ベランダでやっています。
ただ、こちらの砂は水にぬらすのは厳禁なので、雨に触れないように注意してくださいね。
まとめ
確かに公園の砂場は汚いです。
でも、だからと言って砂場で遊ばないというのはもったいないですよ。
砂遊びの効果もたくさんありますからね。
ママがちゃんとお子さんから目を離さずにしてあげれば大丈夫ですよ。
レッツ砂場デビュー!
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