里帰り出産をしないとなると、育児に加えて家事もやらなくてはならないと思っていませんか?
産後の肥立ちをよくするためにも、床上げ前に無理してはいけませんよ。
私も里帰り出産せずに自宅で過ごしましたが、主人の帰宅はだいたい10時過ぎでした。
なので昼間はほとんど赤ちゃんとふたりでの生活です。
それでも、家事は最低限しか行わず産後1か月はゆっくり体の回復に努めることができましたよ。
そのおかげか今では体の不調は何にもありません。
では、里帰り出産をしないときにどんな準備が必要なのか、食事をはじめとする家事はどうやっていけばいいのかをしっかり見ていきましょう。
里帰り出産しない場合の準備はなにが必要?
産後はママも体が思うように動きません。
私は体全体がなんだか痛くて、立って動くのがとっても億劫でした。
子宮の大きさが妊娠前の大きさに戻るのに6週間から8週間かかると言われています。
なので、その間は無理をせずに過ごしましょうね。
でも里帰り出産をしないとなると、いざというときに周りに誰もいないことも考えられますよね。
なので、体が動きやすいうちからしっかり準備をととのえていきましょう。
産後すぐは赤ちゃんのお世話と、ママの体の回復を一番に考えてできる限り家事は行わないように準備が必要です。
では、実際に行っていく準備を見ていきましょう。
- パパへ家事はできないと伝える
- 陣痛タクシーの登録
- 家事代行や産後ヘルパーの登録
- 普段行っている家事のリスト化、ご主人の予行練習
- 赤ちゃんグッズをそろえる、部屋を整える
- 食事の準備
これが、まず一番大切なことです。
産後は体を休ませる必要があること、だから家事はできないことを前もって伝えておきましょう。
退院後1か月は何もできないし、しない、と伝えて、理解をしてもらいましょう。
パパに伝えるときは、本は病院からもらった案内などを見せながら、理論的に説明するのがポイントです。
上記した、子宮の大きさが戻るのに6週間~8週間かかる、など具体的な数字を出すと、説得力が増します(笑)。
病院からも産後の過ごし方については説明があるでしょうし、それをきちんと伝えて納得してもらいましょう。
ここができていないと、家事をやらないといけない、なんてことになってしまいます。
里帰り出産をしない、と二人で決めたんですよね。まずはここをクリアしましょう。
地域によって呼び名はいろいろありますが、まずはこちらに登録しましょう。
陣痛が来たときが、ご主人が仕事に行っていると、自分で準備をして病院に行くことになります。
そんな時に、あらかじめ陣痛タクシーを予約しておけば安心です。
自宅住所はもちろん、病院まで先に登録できるので、当日はタクシーが会社に電話をするだけでOKです。
こちらを使うかどうかは産後の状況次第でしょうが、余裕のあるうちにどのようなサービスなのか料金がいくらなのかなど検討しておくのがいいですよ。
いくつか会社もあるので、一番いいところを選んで置き、登録だけ先にできるところなら、そこまで済ませておきましょう。
そうでないにしても、いざっていうときにここに頼めばいいとわかっていれば安心ですよね。
産後はほとんどの家事はパパにお願いすることになると思います。
なので、急に言われてもできない、なんてことのないように、あらかじめご主人に家事をやってもらいましょう。
家電の使い方やどこにストックがあるのか、あとはゴミ出しの日なんてのも伝え忘れのないようにしましょう。
パパにも気持ちよく手伝ってもらえるよう、できることは事前に準備しておきましょう。
いちいち口出しするより、リストをしっかり作っておけば、ご主人はそれを確認して作業できますからね。
ケンカにもならなくておすすめです(笑)。
これは里帰りをしてもしなくても行いますが、しない場合は早めに準備できますよね。
どこに赤ちゃんを寝かせて、どこにおむつをおくと動作しやすいかな、ママはどこで寝ようかなといろいろシュミレーションしてみてくださいね。
家事はしないといっても、食べることは毎日することですよね。
なので、ここが一番重要なポイントになります。
他の家事はやらなくてもなんとかなりますが、食事だけはちゃんととれるように準備しましょう。
母乳育児をしていれば、赤ちゃんの栄養の源にもなりますし、なによりおいしいご飯を食べれば元気も出ますよね。
ここは大切なことなので次章にまとめて書きますね。
里帰り出産しないときの食事の用意はどうする?
上記しましたが、産後の食事はとっても大切です。
ちゃんと栄養をとって体も心も元気にしましょう。
- 食事の作り置き
- 食材、食料の買い置き
- 宅配弁当の予約
- ネットスーパー、食材配達の登録
栄養たっぷりのおかずを出産前に作って冷凍でストックしておきましょう。
普段の食事を多めに作って少しずつ冷凍していけば負担も少なくて済みますよ。
私の場合は、主菜は冷凍食品でもいろいろあるし、主人も肉や魚を焼くのはできると思ったので、副菜をメインに作り置きしていました。
きんぴらごぼう、ほうれん草の胡麻和え、ひじき煮、切り干し大根などなど、和食をメインに作っていました。
和食は母乳にもいいですし、主菜が同じでも副菜が違えばバリエーションも出やすく、あきないのでおすすめです。
冷凍食品や保存のきくものはあらかじめ買っておきましょう。
レトルト食品や缶詰なども簡単に食べられますし、ご主人が料理するときもやりやすいですよね。
私は生協の冷凍弁当(おかずのみ)をストックをしておきました。
また、生協は生鮮食品も冷凍食品も頼めるので、おすすめです。
妊娠中、産後1年程度は送料無料のところも多いので、要チェックですよ。
食事の作り置きをしても、ご飯を炊くのさえつらい時や、作り置きがなくなったときのことを考えて、宅配弁当やネットスーパーなどもチェックしておきましょう。
ネットで調べてみると、様々な宅配弁当を見つけられます。
配達範囲はもちろんのこと、いつまでの注文すればいいのかなども確認が必要です。
事前に何回か利用して対応や味の確認をしてみるのもいいですよ。
こちらは、少し日がたって料理ができそうになってきたらの話ですが、あらかじめ確認しておくといいですよ。
ネットスーパーだと午前中に頼めば午後には食材を届けてくれたり、食材配達だと、野菜をカットした状態で届けてくれたりと、いろいろなサービスがあります。
料理をするにしても、赤ちゃんが寝ている間にささっと作れるのが一番ですから、いろいろ使いやすさを比べてみてもいいですよね。
私も、料理をしだしてからは食材配達は使っています。時短料理ができるので助かっています。
里帰り出産しないときのほかの家事、洗濯や掃除はどうする?
そのほかの家事については、基本的にはパパにお願いしましょう。
もちろん毎日することなんてないので、週末にまとめてもいいですよね。
他にも、今は役に立つ家電がたくさんあります。
産後すぐだけでなく、子育てをしていく間はとにかく時間が無くなります。
便利な家電を使うのも一つの方法ですよ。
- 食器洗い
- 掃除
- 洗濯
- お風呂掃除
- 保育園、幼稚園の送り迎え
自分が使ったものくらい、洗おうかしらって思うママもいると思いますが、産後は水に触るな、とも言われています。
パパにお願いするか、食洗器もおすすめです。
我が家は食洗器をフル活用でした。
食後は食洗器にセットするだけで、他の食器を使っていき、夕食後にスイッチ一つでOKです。
パパには、食洗器の中のものを出してもらうだけで済みますよ。
掃除も毎日しなくたって大丈夫です。
赤ちゃんを掃除しない部屋に置いておけない、という方はその部屋だけ朝パパに掃除機をかけてもらいましょう。
他にも、お掃除ロボットもいますし、空気洗浄機もありますよね。
いろいろな便利な家電に助けてもらって乗り切りましょう。
これも毎日やらなくても何とかなります。
洗濯するにしても、干したり取り込んだりするのはパパにやってもらいましょう。
なので、産後すぐは部屋干しにするのも一つの手です。
部屋干しにしてしまえば畳む手間もなく、干してあるところから着ていけばいいんですよ。
我が家は乾燥機付き洗濯機を使っているので、干すことさえもしなかったです。
ボタン一つで洗濯から乾燥までしてくれるので、あとはそれを出してたたむだけです。
畳むのだってやらなくたって何とかなります。
床上げまでたかだか1か月です。その間くらいなんとかなりますよ。
お風呂につかるなら掃除はしたいところですが、産後はしばらくママはシャワーのみです。
なので、パパがお風呂に入りたいなら、掃除までパパにやってもらいましょう。
ママがお風呂に入れるころには体も動くころになっているとは思いますが、家事の分担としてこのときからお風呂掃除になれてもらうのもいいかもしれません(笑)。
赤ちゃんの上にお兄ちゃん、お姉ちゃんがいると保育園や幼稚園の送迎が必要になりますよね。
パパの時間が合えばいいですが、なかなか難しい時はファミサポや育児ヘルパーを頼みましょう。
これも事前に園との顔合わせなどが必要なことが多いですから、出産前に準備しておく必要がありますね。
まとめ
いかがでしたか?
家事とは言え、やらないと生活していけないことなんてほとんどないですよね。
ママは赤ちゃんのお世話をすることと食事をきちんととることだけ心がけていれば大丈夫です。
後のことはパパにお任せしちゃいましょう。
もし、パパができなくたって、たかだか3週間か4週間の話です。
掃除だってしなくてもなんとでもなります。
産後すぐはまずは体の回復を一番に心がけていきましょう。
そのための準備は抜かりなく、ですよ。
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