夏休みの宿題で悩ましいのが自由研究ですよね。
お子さんだけでなく、親も一緒にうなってしまうこと多いですよね。
ここでは、小学生のお子さんが星のテーマで自由研究をまとめるときのコツをお伝えします。
星と言ってもテーマもたくさんありますし、何から始めればいいのかわからないという疑問を解決していきますね。
自由研究のまとめ方についてもお伝えします。
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自由研究に小学生が星の観察をするときのテーマはなにがある?必要なものは?
自由研究で星の観察や天体観測をするって、よくありそうですよね。
でも、実際観察してどうすればいいの?何を観察するの?ってわからなくないですか?
私、理系じゃないのでさっぱりでした。
夜空を見るだけじゃなく、星について調べることでも立派な自由研究になります。
具体的に、自由研究のテーマに星を選んだ時、どんなことを調べるのかまとめます。
星の観察をするときの持ち物や必要な道具についてもお伝えします。
星の自由研究をするときのテーマ
- 一日の星の動き
- 日を変えたときの星の位置の違い
- 場所を変えたときの星の位置の違い
- 星の明るさの違い
- 流星群のメカニズム
- 星座の由来
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ここからは天体観測をしなくてもいいテーマになります。
星座ってたくさんあります。
そしてそれぞれに神話や伝説がありますよね。
それを調べてまとめるのも星や星座について興味をもつきっかけになりますよ。
天の川の伝説などは小学生にもなじみがありますね。
- 地域による星座の伝説の違い
- プラネタリウムを作る
一つの星や星座を決めて、一時間ごとに位置の確認をします。
星の動きの確認をして、それを記録に残せば観察記録ができます。
さらにお子さんの興味や学年にもよりますが、なんでそう動くのかについて考察したら完璧ですよね。
立派な自由研究ですが、夜中に何回も起きないといけないので、ちょっとハードルは高いかもしれません。
観察自体が一日で終わるというメリットもありますけどね。
こちらは、同じく星や星座の位置を確認するのですが、同じ時間で別の日に観察します。
例えば毎日9時の星の位置を確認して、その動きを記録に残してください。
そして、こちらも日によってなんで星の位置が移動するのか理由を考えてまとめれば、力作ができるはずです。
これなら夜中に起きる必要もないので、お子さんの負担は少ないですね。
ただ研究する時間は長くなるので、早めに観察をスタートさせるのが大切ですよ。
夏休みだとおじいちゃんおばあちゃんの家に帰省したり、旅行に行ったりしますよね。
その時に、同じ方角を見て同じ星の位置を記録してください。
比較する場所が離れているほどわかりやすいと思いますが、なんで違うのか考察してみると面白いですよ。
星によって明るさが違いますよね。
それを例えば、一つの星座の中でどの星が一番明るいのか、暗いのかを観察して記録します。
そしてその理由を調べてまとめたら面白い自由研究ですよね。
星について興味を持つ導入編にもおすすめですよ。
夏の流星群と言えば、ペルセウス座流星群です。
流星群が見られる時間やお天気にも左右されますが、肉眼で見えるので流星群の観察もおすすめです。
もちろん、ペルセウス座流星群を見るだけではないですよ。
事前にペルセウス座流星群の特徴やいつ観測できるのか確認することも大切です。
そこでメカニズムを調べることもできますよね。
実際観察するときも、どの方角に見えたか、明るさや形など、見えたものもしっかり記録しましょう。
そして、そこから何を感じたかもまとめてくださいね。
さらに一つの星座でも、場所によって伝説には違いがあります。
日本の中でも地域によって違うこともありますし、国が違えば星座の名前自体が違うこともあるくらいです。
由来や伝説を調べてから、一歩踏み込んだ自由研究ができますよ。
プラネタリウムって作れるものなの?ってビックリしますよね。
それが小学生でもちゃんと作れます。
家にあるもので作ることもできますし、キットが売られてもいます。
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星座の形に穴をあけたり、自分で好きな星座を作ってみたり、楽しみ方はたくさんありますよ。
星の観察の自由研究をするときに必要な持ち物
- 星座早見表
- 方位磁石
- 時計
- 懐中電灯、ヘッドライト
- 方眼用紙(記録用)
- 筆記用具
- シール
- 防寒着
- レジャーシート
星の名前を確認したり、どこに星座があるのかを調べられます。
最近ではスマホのアプリで見れたりもしますが、それはいざというときの頼みの綱にして、実際の星座早見表を使ってみてください。
星座早見表を使うことも、お子さんにとっても学びですよね。
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星を観察するには方位磁石は必須ですよね。
方角を確認して星座を探してみましょう。
星座早見表は、日付と時間を合わせて使いますよね(私覚えてなかったですけど)。
なので、現在の時間をしっかり確認することが大切なんですよ。
記録するときに手元を照らしたり、星座早見表を確認するときに必要です。
ただ、あまり明るすぎると暗い星が見えなくなる、光量を調節できるものがおすすめです。
なければ普通の懐中電灯に赤いセロファンをつかければそれで代用できます。
星の位置を記録するためのものです。
空だけだと基準が無くなってしまうので、木や建物など動かないものも基準にして記録してくださいね。
記録するにはペンが必要です。
うっかり忘れに注意です。
星の位置、明るさなどを記録するのに、いちいち書かなくても済むのがシールです。
シールの大きさや色を変えたものを何種類か用意しておけば、それを方眼用紙に貼るだけで記録が簡単になりますよ。
夏とはいえ、星がきれいに見える山頂などは寒いです。
自由研究で体調を崩したなんてことのないように、羽織るものをお忘れなく。
星空を観察するのに寝っ転がりたいときには、レジャーシートがあると便利ですよ。
そのまま眠らないようにだけ気を付けてくださいね。
自由研究で小学生が星座について調べる方法は
図鑑、本
まずは図鑑や本で調べてみましょう。
分かりやすい解説が乗っていますし、写真や絵も豊富なのでお子さんにも理解しやすいです。
図鑑を読むことでさらに知りたいこと、調べたいことが出てくるかもしれませんよ。
まずは事前に読んで、実際に星を観察した後にもう一回読むとより理解が深まります。
子供って好きなことは勝手に調べていくので、興味のあるジャンルの図鑑があるといいですよね。
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プラネタリウム
行ける場所にプラネタリウムがあるならぜひ行ってみてください。
プラネタリウムは天候に関係なく満点の星空が見れますし、解説もついてますよね。
さらに夜起きていなくてもいいので、低学年のお子さんでも安心です。
プラネタリウムの解説では、興味を惹かれる星座の伝説や、今見れる星座の説明もたくさんしてくれます。
知りたい内容を調べることもできますし、興味を持ってもらうためにもプラネタリウムをぜひ利用してみてくださいね。
自由研究で天体観測をするときのまとめ方
しっかり研究したものでも、まとめ方によって出来栄えって変わってきますよね。
どういう風にまとめればわかりやすいか確認していきましょう。
まず、自由研究のまとめ方の流れは
1.テーマ
2.何でそのテーマにしたのか、何を調べたいのか
3.どうやって調べたのか
4.調べた結果
5.でた結果からさらに調べたこと、わかったこと
6.感想
この流れに沿えばだれが読んでもわかりやすいまとめ方になります。
星の観測をしたなら、かならず図や絵も入れましょうね。
星の動きって写真では取れないですし、わかりにくいです。
目で見てパッとわかるものがあると、自由研究の完成度も高くなりますよ。
そして、最後の感想もしっかり書いてくださいね。
やってみてどう思ったのか、一番難しかったことはなんだったのか、失敗したことなんかでもいいんです。
そこからさらに今度はもっとこうしたいという方向性を書ければステキですよね。
小学生の自由研究ですから、考え方や興味も持ったものをどう調べていくと解決するのかの練習ですよね。
お子さんのそのあたりの考えを引き出してあげるようお手伝いしてあげてくださいね。
星について自由研究するときのまとめ
夜空を見上げて過ごす親子の時間って大切な思い出になりますよね。
ちょっと夜更かししてお子さんも大人になった気分になるかもしれません。
星や星座に興味があるなら、そこからさらに興味を広げて好きになってもらえるといいですよね。
大人になっても続けられる趣味になるかもしれませんね。
自由研究がお子さんの成長につながっていくよう後押ししていきましょう。
もう一つの難関、読書感想文についてはこちらから。
読書感想文の書き方。低学年の親はどこまで手伝うの?書き方ってどう教えればいい?
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