暖かくなってくると赤ちゃんとお散歩に行くのも楽しくなってきますよね。
でもそこで気になるのが紫外線!
紫外線がよくないのは知ってるけど、赤ちゃんの紫外線対策はどうしていいのか迷いますよね。
日焼け止めを塗りたいけど、あかちゃんの皮膚に悪いような気もするし・・・。
もし塗ったとしても落とすときはどうするんだろう?って思いますよね。
そんなママのために、赤ちゃんのための正しい紫外線対策についてまとめていきます。
赤ちゃんとお散歩するときの紫外線対策はどうする?
紫外線の基礎知識 紫外線のメリットとデメリット
まずは、紫外線について正しく学んでいきましょう。
紫外線をたくさん浴び続けると、シミやそばかすができやすくなるだけでなく、免疫力の低下や、皮膚がん発症のリスクを高めることにもつながってしまうんです。
そして、赤ちゃんは皮膚のバリア機能がまだ弱いために、大人と同じ日差しを浴びても赤くなってしまったり、水膨れになってしまう可能性もあるんです。
怖いですよね。
でも、紫外線にもいい面があるんです。
適度に紫外線を浴びることでビタミンDが作られ、骨の生成を助けることができます。
また皮膚の殺菌に効果があるとも言われています。
これには1日10~15分程度の日光浴で十分ですので、適度に紫外線と付き合っていきましょう。
なので、紫外線を怖がりすぎてすべてをシャットアウトするのはよくありませんが、きちんとした紫外線対策が必要なことも事実です。
次は、紫外線対策が必要な時期についてみていきましょう。
紫外線の強さのピークは7月ですが、4月や9月でもかなりの紫外線は降り注いできています。
紫外線B波は、冬でもピーク時の半分程度にしかならないんです。
時間別に見てみると、やはり10時から14時が紫外線のピークです。
まとめると、4月から9月の10時から14時の間にお散歩に行くなら紫外線対策が必要ですよ、ということですね。
夏場は、10時から14時のお出かけは紫外線だけでなく熱中症の危険も高くなるので、赤ちゃんは控えたほうが得策ですね。
紫外線対策の具体的な方法
先ほどもお伝えしましたが、まずはお散歩に行く時間の調整が必要ですね。
夏は10時から14時の時間帯は避けること。
そのほかの季節は、紫外線対策をしてお散歩に行きましょう。
- 帽子や日よけ
- 日よけブランケット
- オイル・日焼け止め
まずは、赤ちゃんに帽子をかぶせて、直射日光を浴びないようにしましょう。
つばが大きめの帽子を選んだり、首の後ろにも日よけがついているタイプのものを選ぶのもいいですよ。
赤ちゃんの時から帽子に慣れさせておくと、もう少し大きくなった時にも助かりますし、お出かけの時は帽子をかぶる、と赤ちゃんに覚えてもらいましょう。
また抱っこで歩くなら、ママが日傘をするのもいいですね。
ベビーカーなら日よけを大きく赤ちゃんの上までかぶせましょう。
とにかく直射日光を浴びないようにしましょうね。
こちらは、ベビーカーにも抱っこひもにも使えるタイプのものが便利です。
帽子では顔周りだけですが、赤ちゃんの手足も隠れるようにしてあげましょう。
ちゃんとUVカットしてくれるタイプのものを選べば安心です。
風通りがいいものにすれば、蒸れることもありません。
またクーラーが強く効いている室内のひざ掛けにもなるので、こちらはもっていると便利ですよ。
上記の対策をしても、どうしても日差しが気になるときは赤ちゃんの肌を守るために皮膚をガードするのは大切です。
日焼け止めでなくても、ホホバオイルや椿油を薄くつけてあげるだけでも日焼け止めの効果があるんですよ。
こちらなら自然なものなので安心してつけられますよね。
どうしても長時間外で過ごさないといけないときや、日差しの強い場所に行くときなどは日焼け止めを塗っていると安心ですよね。
でも、赤ちゃんの皮膚は弱いので、日焼け止めもきちんと赤ちゃん用の刺激の弱いものを選んでください。
詳細は次の章で説明します。
日焼け止めは赤ちゃんにいつから使っていいの?
赤ちゃん用日焼け止めの選び方
きちんと赤ちゃん向けの日焼け止めを使いましょうね。
そしてパッケージの対象の月齢を確認してください。
赤ちゃん向けのものは刺激が弱く作られていますが、生後6か月程度までは塗らないほうが安全です。
日焼け止めの成分の中には化学物質が含まれているものもあり、皮膚の弱い赤ちゃんには刺激が強すぎます。
6か月までは、日中の長時間のお出かけは避けるようにして、対策をしてください。
日焼け止めの選び方は、石鹸で落とせること、紫外線散乱剤を使用している(紫外線吸収剤を使っていない)ものを選びましょう。
日焼け止めの成分が皮膚に残ってしまうことで、皮膚に悪影響があるので、石鹸で簡単に落ちるものを選びましょう。
こちらもパッケージを確認すればすぐにわかるので、購入前に確認しましょう。
紫外線散乱剤の成分名は、酸化チタン、酸化亜鉛です。
こちらが主成分になっているものを選んでください。
お肌に優しいノンケミカルのものを選びましょうね。
日焼け止めの塗り方
少量ずつをこまめに塗るのが基本です。
まずは、手足にちょんちょんと日焼け止めをつけていき、優しく手足全体に伸ばしていきましょう。
お顔の場合は少しずつ塗っていきますが、目や口の周りは、入らないのように特に気を付けてくださいね。
そして、肌に優しい落としやすい日焼け止めを選んでいるので、こまめに塗りなおさないと日焼け止めの効果が続きません。
長時間、屋外にいるようなときは1~2時間でこまめに塗りなおしてあげてください。
日焼け止めを赤ちゃんに塗った時の落とし方は?
日焼け止めを塗ったら、きちんと落とすことが大切です。
皮膚に日焼け止めの成分が残っていると、肌トラブルを起こしかねません。
家に着いたらすぐに日焼け止めを取ってあげましょう。
まずは、お湯ですすいだタオルで、ゆっくり体を拭いていきます。
ごしごしするのではなく、温めて日焼け止めを浮かび上がらせるイメージで大丈夫です。
その後、よく泡立てた子ども用の石鹸をのせて、優しくくるくるなでていきましょう。
そうしたら、最後はお湯ですすいだタオルで体を拭いて泡をとっていきます。
こちらも何回か繰り返して、しっかり取り切ってくださいね。
きれいになったら、保湿をしておしまいです。
まとめ
いかがでしたか。
あまり怖がりすぎずに、UVカットをしてお出かけにいきましょう。
しっかり紫外線対策をしたうえで、赤ちゃんと楽しいお散歩にお出かけくださいね。
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