液体ミルクは話題になっていますが、赤ちゃんにあげるものなのでいろいろ安全性に気になることがありますよね。
「液体ミルク」の原材料や、保存料や防腐剤、添加物はどんなものが入っているんだろう?
添加物や保存料…赤ちゃんの発達に影響はないのかしら?
などなど、気になる成分についてまとめます。
赤ちゃんにあげるものは安全が一番ですよね。
赤ちゃんのためにしっかり調べていきましょう。
液体ミルクの原料や成分は何が入ってるのか?
「液体ミルク」は、「粉ミルク」と同じように「乳児用ミルク」です。
液体ミルクも粉ミルクと同様の成分が入ります。
液体ミルクの原料も粉ミルクと同じ牛乳や生乳です。
液体ミルクも粉ミルクも、もとは牛乳や生乳から必要な成分を取り出し、さらに赤ちゃんに必要な成分を付け加えて作られています。
具体的な、液体ミルクの成分は
脂質
炭水化物
ナトリウム
ビタミンA
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK
ナイアシン
パントテン酸
カリウム
カルシウム
マグネシウム
リン
亜鉛
鉄
銅
となっています。
とってもたくさんの成分が入っています。
もともと母乳に含まれる成分なので、液体ミルクも粉ミルクも母乳に近づけるために必要な成分を足しているんですね。
他にも、母乳に必要な栄養成分として
DHA・ラクトフェリン・オリゴ等・ヌクレオチド・βカロテン、タウリン・シアル酸・アラキドン酸があげられます。
現在、粉ミルクメーカーはこれらの栄養成分も粉ミルクに入れています。
こちらについては、各メーカーによって入っていたり入っていない成分があります。
今後液体ミルクになっても、メーカーの差が出てくると予想されますね。
もちろん、液体ミルクも粉ミルクと同様に、原料の乳やそれ以外の添加物の成分なども厚生労働省の審査を受ける必要があります。
なので、日本で販売が解禁された液体ミルクの原料や成分は認可されているので安心ですよ。
液体ミルクの添加物や防腐剤、保存料について
添加物や防腐剤…赤ちゃんが口にするものですから、一番気になる点だと思います。
液体はどうしても粉より雑菌が混入しやすいので保存料が多めなのは難点です。
実際、海外の液体ミルクも粉ミルクより保存料が多くなっています。
日本ではまだ詳しい添加物の成分は分かりませんが、粉ミルクよりは液体ミルクのほうが多くなってしまうかもしれません。
ですが、粉ミルクは開封後長時間使うので、その点の安全性は液体ミルクのほうが長いですよ。
ちょっと話がずれましたが、添加物や防腐剤の持つ言葉や響きの印象は決して良いとは言えないですよね。
ただ、添加物を入れないと鮮度が悪くなるので多少はしょうがないでしょう。
避けたほうがいいと言われている添加物があるのも事実。
具体的には、パームオイル、亜硝酸ナトリウム、ガセインは日本の粉ミルクにも含まれていますが、できるなら避けたい添加物ではあります。
ですが現在、日本で販売されている粉ミルクにも添加物や防腐剤、保存料は使用されています。
今までたくさんの赤ちゃんがその粉ミルクを飲んで育ってきましたが、問題にはなっていませんよね。
なので、きちんと日本の認可を受けた液体ミルクなら赤ちゃんにも安心だとも考えられます。
添加物や防腐剤、保存料などはできる限り取りたくはないですが、まったく取らないというのも現代の日本では至難の業ですよね。
判断は、各家庭のお父さんお母さんの判断にはなりますが、気にしすぎるのも大変になる、というのが私の考えです。
私が子育て中だった当時「液体ミルク」の選択肢があったら、私は間違い無く使っていたと思います。
「初めての育児」は色々不安になることも多いです。
まっさらな体に毒を入れるなんて!という気分になる気持ちも分かります。
ですが母乳!母乳!とストレスになるより良いですよ。
現代は多少の添加物が入っていても、元気に育つ素晴らしい製品があるんですから!
スイスやドイツの液体ミルクメーカーなどは50年もの長い歴史があります。
海外製の液体ミルクは、日本より厳しいヨーロッパの食品安全基準をクリアしているのです。
怖い…と悩むより、研究された結果!と発想の転換が良いかも知れません。
海外製では「オーガニック」の液体ミルクもあるようです。
また、大豆を使った植物由来の「液体ミルク」もあります。
赤ちゃんの体質に合わせて様々な種類があることは、利点と言えますね!
これから、「天然」「自然」を意識した液体ミルクがもっと増えるかも知れません。
日本のメーカーも開発に乗り出すので、ニーズに合わせた商品が出来そうです。
当然日本でも、赤ちゃんに与えるものなので厳しい品質基準のチェックがありますから、製品として出ているものは安全ですよね。
液体ミルクの栄養価について
母乳には「イミュノグロブリン」という免疫力の元になる成分が入ってます。
それらの種類はおおよそ30種類以上と言われています。
「粉ミルク」が作られた当初は「ビタミンB1」が精いっぱいでしたが。
現在は、それよりも増えているとは言え、栄養価という面では、やはり母乳には勝てません。
更に液体になると、粉よりも成分を含ませるのが難しいと言われています。
今後日本メーカーの技術力に期待したいところですね。
なので栄養素順は、母乳>粉ミルク>液体ミルクというのが現状でしょう。
人間の体って本当にすごいんだなあ!と改めて思います。
とはいえ、「粉ミルク」も「液体ミルク」も赤ちゃんの成長に必要な栄養素はあるので大丈夫です。
日本でまだ認知度が低くても、海外で赤ちゃんが使ってきた実績があります!
これから日本のメーカーも乗り出すでしょうから、今後に期待です。
液体ミルクの成分や添加物、防腐剤、保存料のまとめ
液体ミルクの成分は、基本的には粉ミルクの成分と同じものになります。
ですが、液体ミルクに成分を混ぜるのは難しいため栄養価は粉ミルクよりも多少落ちる可能性があります。
海外製のものでは液体ミルクより粉ミルクの栄養価が高いですね。
また、添加物や防腐剤、保存量については、液体ミルクのほうが多く入ることになりそうです。
それでも、海外製のものも日本で販売されるものも、厳しい審査を通過して認可ももらったものだけです。
赤ちゃんにあげるものなので、気になるのは当然ですが、気にしすぎるのも対処が大変になってしまいます。
日本メーカーの技術力に期待して、あるところでは楽をして液体ミルクで育児をしてくださいね。
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液体ミルクは赤ちゃんにあげるものなので、気になることも多いですよね。
しっかり調べて納得して便利に使ってくださいね。
育児にがんばるママを応援します!
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