一生懸命作ったおせちは、やっぱり家族全員に美味しく食べてもらいたいですよね。
でも子供がおせちを食べないことってありますよね。
おせちが残ってしまった時、『時間かけて作ったのになぁ』と少し落ち込んでしまうママさんもいるのではないでしょか。
特に子供の場合は、似たような味付けのおせちに飽きてしまい、食べないケースもあります。
そこで今回は、どうすれば子供も美味しく食べてくれるのか、などをお話していきます。
子供がお節を嫌い、食べないときの対処法をまとめました。
子供に人気のお節の中身についても要チェックです。
おせちの由来
まずはおせちについて少しお話します。
おせちは、『御節供(おせちく)』の略で中国から伝わった行事が由来となっています。
奈良時代の朝廷で行われたパーティーでも節供(せちく)と呼ばれる料理が振る舞われました。
その料理は、高く盛ったご飯などだったとされているんですよ。
今とは全然違いますよね。
その後たくさんの人が真似ていき、お正月の料理として形作られたのは、江戸時代の武家作法が中心となったと言われています。
おせち料理って、酢漬けにしたものや煮物など日持ちする料理が大半ですよね。
これはある風習に基づいてるんです。
お正月の火は神聖なもので、神様と一緒に食べるお雑煮を作る以外は火を使う料理を出来るだけ避けましょうという風習です。
あとは、お正月のさんが日くらいママも家事をお休みの日、という話もよく聞きますよね。
おせちを子供が食べないときの対処法
先ほどお話したように、おせちは酢の物や煮物などの料理がほんどです。
2日3日食べ続けると、正直大人でもお箸が進まなくなる方も多いのではないでしょうか。
大人でも飽きちゃうんですから、子供が飽きてしまうのは仕方ないと思います。
だからといって全く作らなかったり、もしくは買わなかったりするのも気が引けたりしますよね。
では、大人も子供も飽きずに食べるにはどうしたらいいでしょうか。
用意する量を変えてみる
お煮しめや田作りなど、どうしても大量に用意してしまいがちですよね。
なので子供の分は一旦忘れて、大人だけで食べきれる量を用意してみてはいかがでしょうか。
他の料理があるので『ちょっと少ないかしら』と思うくらいで大丈夫だと思います。
持っているお重が大きいと、量を減らすとスカスカになってしまうんじゃないかと心配になりますよね。
その時は、思いきってお重を新調するのも1つの案だと思います。
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コンパクトなお重もいろいろあるので、かわいいもの、おしゃれなものなどお気に入りのものを探してみてくださいね。
こちらは12㎝四方ですが、同じシリーズで8㎝のものもあるんですよ。
可愛く盛り付ける
蓮根をお花の形にしてみたり、かまぼこを飾り切りするだけで一気に華やかになります。
黒豆はピックにさしてみたりするだけでも可愛くなりますよね。
おせち1種類ずつをプレートやお弁当に詰めてあげると、それだけで子供は特別な気分になって食べてくれるかもしれません。
これは正直手がかかります。
ですが決して頑張りすぎず、ママのできる範囲で実践していただければと思います。
キャラクターのおせちを購入
最近のおせちは、本当にいろんな種類がありますよね。
1人分のおせちや、高級食材ばかりを使ったおせちなどたくさんあります。
その中でもキャラクターのおせちは子供にも人気があります。
自分が作る時の食材費や、毎年買っているおせちの金額などを検討して、購入してみてもいいかもしれません。
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おせちで子供に人気の中身は?嫌いな子にもおすすめ
おせちの中でも子供に人気がある物もあります。
それは『黒豆』『栗きんとん』『かまぼこ』『だて巻き』です。
かまぼこ以外はどれも甘くて子供の口にも合いますよね。
栗きんとんにリンゴやさつまいもなどを入れてアレンジしてみるのもいいと思います。
かまぼこは、飾り切りはもちろん、型でくり抜いて盛り付けると華やかさが増しますね。
黒豆に関しては、もし余ったとしてもパウンドケーキやプリンなどに入れると最後まで美味しく食べられます。
好き嫌いが別れる田作りですが、手を加えてみませんか。
カレー味にしてみたり、ピーナッツやくるみを混ぜてみたりと、いろいろとアレンジがきくんですよ。
洋風になりますが、塩もみした大根とハムを重ねてミルフィーユのようにした物も、目を引く1品になるのではないでしょうか。
おせちを子供が食べないときの対処法のまとめ
こう見ると、お節っていろいろな種類がありますよね。
おせちは、家族で楽しみながら美味しく食べたいものです。
子供がおせちを嫌いだとママも悩んでしまいますが、気楽に対処していくほうがいいかもしれませんね。
子供と一緒に作ってみたり、子供と一緒に選んでみたりするのもきっと楽しいですよね。
私は毎年作っているのですが、子供用でプレートに盛り付けたり、たまにはおせちを購入してみるのもいいかなと思いました。
家族そろっておせちを食べながら、楽しいお正月をすごしてくださいね。
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